エムテックブログ

寸法測定器チェックを忘れずに

こんにちは、エムテック製造部ブログ担当です。

秋らしい気配がより強くなり、すがすがしい気候が続いています。

夏場のような高い気温は金属類を膨張させ数ミクロン程度ですが変化させるためようやく安定しやすい時期となってきました。

 

今回現場では製造の命とも言える寸法測定器のチェックシートを作成し、細かく記録づけることにしました。前回までの状況は基本的に各製造者が各々のピンゲージで測定し、マイクロメーターやノギスなどの正常性を確認していました。

ピンゲージなども使用量によってはすり減りなどで微妙に正確に測れない場合もあるため、より正確な測定器の測定用ピンゲージを用意し、週に一回精密測定という事で始めてみました。

 

 

測定器はとても精密なものなのでよりいっそう丁寧に整備していきたいとおもいます。

 

あしたのための長物製品排出装置

こんにちは、エムテック製造部ブログ担当です。

順調に暑い日が続きながら徐々に加工現場では忙しさが増す今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?

 

さた、今回はようやくエムテックの保有するNC旋盤にパイプ式製品排出装置なるものが装着されました。パイプ式製品排出装置とはいかなるものか、まずは実物を載せます。

 

 

 

一目では何か突き出ている…といった印象でしょうか?

 

この排出装置の機能は長い加工物を連続で加工し排出してくれるというものです。通常のこの排出装置のとりついたNC旋盤では長さ約100㎜程度のものまでしか製品を排出できずに連続で加工することができませんでした。

今回件の排出装置を取り付けることでより100㎜以上の長いもの(長物)を無人状態で加工することができるようになりました。

 

ここで一つ疑問が

 

Q:今まで長物加工はどうしていたの?

A:職人の丁寧な作業により一つ一つ手で加工した製品を取り上げていました、、

 

前回の加工では3日ほど機械の前に付きっきりで数を作っていた製品が今回では12時間程度、2日で加工終了になりました。また、機械に付きっきりなんてこともなくなりました。

ということで絶大に効率が上昇した製造部のNC旋盤、果たして長物の仕事はたくさん入ってくるのか!?今まで同じような細物加工ばかりになるのか!?パイプ式製品排出装置のあしたはどっちだ!?パイプ式製品排出装置の付けられたNC旋盤の活躍、ご期待ください!

季節の移ろい、変わるの人だけでなく

8月のうだるような暑さから一転、9月に入って涼しい気候となっています。

こんにちは、エムテック製造部ブログ担当者です。

そろそろ台風の時期に入り季節の変わりを肌で感じることができるようになってきました。そして旋盤機械を扱う人間にとってもこの季節の変わり目は気温だけでなく機械の故障でも感じ取ることができます。

 

 

 

電卓…?と思われる方が大多数だと思いますが、これはNC旋盤の材料給材ユニットの操作盤です。9年目にしてついにこの操作盤のボタンが反応しなくなり交換となりました。

 

 

 

そしてこちらがパーツ交換後の新たなる姿です。

電卓ではなくなっている…?

なんということか電卓型操作盤は製造終了とのことでタッチパネル式の操作盤へと移行されているそうなのです。電卓よりもスタイリッシュでかつ文字が大きく直感的に扱えるのでとても便利そうです。

 

 

NC旋盤はとてもデリケートな機械であるため季節の変わり目にはどこかの機械のどれかしらが故障や不具合が生じやすくなります。とくに長年使い続けられている機械の消耗しやすい部分は顕著に表れるためより気を配って作業したいと思います。

新規にL12を導入しました。

こんにちは、エムテック製造部ブログ担当者です。

暑い日があったと思ったら雨やら寒い日が続いて季節の変わり目を感じますね。

こういった日は体調を崩しやすくなるので気を付けましょう。また実は旋盤の調子も狂いやすくなってしまうのもこういった時期なのでいつも以上に気を引き締めて仕事をしています。

 

さて、今回はシチズンマシナリー製のL12を増台しました!

 

 

絶賛稼働中となっています。

代わりに今回でシチズンマシナリー製のL10という1980年代後半から頑張っていたNC旋盤が廃棄されました。何度もパーツを交換したりと長い間稼働していた機械だったそうです。

 

今回のL12の増台でより早く、品質を高くして製品を作成することができるようになりました。まだまだ大変な時期ですがこのL12がより活躍できる日が早く来るといいですね。

エムテック的加工方法

こんにちは、エムテック製造部ブログ担当者です。

旋盤加工ってざっくり言ってるけどどんなことができるの?エムテックでは加工方法はどんな風にしているのか?などといったギモンを解消できる内容にしたいと思います!

まずNC旋盤を用いた加工方法のようなものを簡単に説明したいと思います。

 

簡単に図面を作ってみました。旋盤で加工されるのは基本的に上の図のような丸形状のものがほとんどです。

ではまずこの図面で必要な刃物の工具は

 

 

 

 

 

 

左から突っ切り(つっきり)工具、後挽き(あとびき)工具、前挽き(まえびき)工具と呼ばれる計三本の刃物で図面の品物を実際に作ることができます。いきなり専門用語を言われても分からん…とお思いでしょう。

では実際にどの刃物がどのような動きをするのか図面で確認したいと思います。

一番最初に使う刃物は、三本のうち一番右にあった前挽きと呼ばれる刃物を使用します。

工具経路を①として端面を削りつつ、外径10㎜と長手方向5㎜を一回で削ります。(前挽きは材料の前方部分を削ることに適しています)

そして二本目、三本のうちの真ん中の刃物を使用します。後挽きで工具経路②のように材料を削っていきます。この段階でほとんど目指していた形になりました。(後挽きの名の通り段差の後ろ側を削るのが目的されています)

 

最後に三本のうちの一本突っ切りによって材料と繋がっている状態の製品を切り離します。材料はだいたい2メートルのものを使っているので材料と削り終わって製品となる部分を切り離す重要な役割を持っています。

 

 

以上の三工程をもって無事に加工することができます。単純な形状なのに思ったよりも工程が多い!と思った方もいらっしゃるかもしれません。皆さんの周りにある金属製品の見方が多少なりにも様々な工程で作られているんだなぁ~となってもらえたら幸いです。

ウィルス予防を万全にしましょう。

こんにちは、エムテック製造部ブログ担当者です。

冬の終わりを感じる暖かい日々が続きますね。それと同時に花粉が飛び花粉症の方が常にティッシュを持ち歩いているのを見たり、野草が生えているのをみると春だなぁと感じる日々です。

 

 

しかし、最近世界をも騒がせる新型コロナウィルス騒動で世間は今までにないような緊張感を高めていますね。ついにブログ担当者住所の隣町にまでに感染者出たという事でより一層入念に対策しようと思いました。

 

という事で手洗いとアルコール除菌を徹底していきたいと思います!

また、感染症予防には30分に一回程度飲み物を飲んだり、栄養をしっかりとって7時間以上の睡眠を心掛ける、ストレスをできるだけ発散してネガティブにならないようにするなども効果的だそうです。

 

見えない物の対策ほど気が気でないことはありませんね、できるだけ最善を尽くしてウィルスに負けないように生活をしていきましょう。

 

製造部新年進捗状況

こんにちは、エムテック製造部ブログ担当者です。

1月下旬ですが、皆様はどうお過ごしでしょう。製造部は暖冬の影響で工場内は暑く,連日夏が来たような暑さを体験中です

 

年明けは製造部の使用しているNC旋盤を動かし始めたり、その他新規部品の製造などが続き大変に忙しい1月でした。

 

年明けのNC旋盤は特に難しく、NC旋盤をしばらく止めていた場合に再稼働しても精度出なくなったり、クーラントの切削油が冷えてしまい工具の寿命を短くしたり、思うように加工するのが難しい時期でした。

 

そんな忙しさも少しやわらぎなんとか日常的な雰囲気を感じるようになってきました。さっそく今年の1/12を終え、正月ボケも抜け切り気持ちを切り替えて今年も乗り切ろうと思います。

クリスマス親睦会を行いました

こんにちは、エムテック製造部ブログ担当者です。

12月になりましたね、さらにもう下旬です。久々の製造部のブログです。

今年の冬は暖冬らしいのですが寒いもの寒い季節となってきました。工場内は機械のおかげで一定の温度が保たれているため半袖でもいられますが外は寒くて凍えそうな毎日を過ごしています。

 

今回は仕事納めも近づてきたのでエムテックでは親睦会を行いました。

 

お肉やらお寿司やら餃子やら華やかに行われました。

今年もいろいろなことがありましたがそれももう僅かです、残りの2019年を精一杯楽しんでいこうと思います!

 

 

BIZ SAITAMA さいたま市産業交流展 2019 参加しました。

こんにちは、エムテック製造部ブログ担当者です。

11月に入りめっきりと寒い日が続くようになりましたね。なるべく厚着などをして体を冷やさないようにしていきたいと思います。

 

さて、今回エムテックはBIZ SAITAMA さいたま市産業交流展 2019に11月13日、14日に参加させていただきました。

 

エムテックでは交流会や展示会といったことは参加したことは無かったため、右も左も分からぬままぶっつけ本番のように参加させていただきました。

岩槻工業団体の共同スペースに出展させていただき、岩槻内の他企業の方々とも交流を深めることが出来たと思います。

 

また、埼玉内の他企業様からも金属加工業者を探している方と交流する事ができ、大変目まぐるしくも実りの多い二日間になりました。

 

今回のBIZ SAITAMA参加は、新しいことへの大きな挑戦となりました。今後より展示会等に積極的に参加を検討していきたいと思います。今週のエムテックブログでした。

新導入!L12! ~製造~

こんにちは、エムテックブログ製造部ブログ担当者です!

前回の製造部ブログで報告した通り新機種機械の導入が終わりました。

 

今回導入したのはシチズンマシナリー製L12です。

基本的にスター精密製の青色な機械が多い中で珍しく全体的に白色をベースにした何とも目立つ新人です。では、シチズンマシナリー製L12の強みを書きたいと思います。

 

シチズンマシナリー製L12の最大の特徴はやはり、L20と同様にLFV機能を搭載しているため、切粉(切削加工を行った際に出る金属くず)を細かくすることができるため、長時間の稼働が行えたり(通常は大きい切粉がかさばるように溜まることにより、長時間の加工が行えなくなります。)、切粉の巻き付きにより製品への傷などを減らすことができます。

 

生産性と品質を向上させることができる、とても便利な機能搭載していますね。これにより、エムテックの製造力もさらに向上するでしょう!

現在はまだ調整中のため稼働はしていませんが、近いうちに製品製造が始まる事でしょう。実際に稼働が始まるのが楽しみです。